見えにくさの相談会でのiPadの利用

先日(9月26日)の「見えにくさの相談会」では、日本点字図書館の協力を得て、東京ライトハウス所有のiPadを日点の無線ネットワークに参加させてもらうことができました。以降の相談会では、インターネット回線を利用したiPadでの相談が可能となりました。

「見えにくさの相談会」にお見えになる方の多くは、日常生活で感じる様々な不便さを解消する方法についてアドバイスを期待されて相談にお見えになります。したがって、相談会では、相談にお見えになった方が感じる不便さというものが出発点となり、それを解消する手段の一つとしてiPadの利用を紹介する、ということになります。

iPadのアプリの中には
などのように、単独で不便さが解消できそうなアプリもあります。また、複数のアプリを組み合わせ、連携させて利用した方が不便さが容易に解消できるという場合もあるかもしれません。

相談会でiPadを用いる場合には、各々の相談者が不便と感じている事柄について、それがアプリ単独で解消するものか、複数のアプリを組み合わせ、連携させた方がいいのかを十分に考えて対応していく必要があるように思います。