見えにくさの相談会57 開催報告

開催日:2016年8月20日(土曜日)
場 所:日本点字図書館
時 間:10:00 - 16:00
相談希望者:10 名
相談対応者:2名

2016年8月20日(土)に本年度の第2回目の「見えにくさの相談会」を日本点字図書館で開催しました。

今回の相談会には、男性4名、女性6名の合計10名の方が相談にお見えになりました。年代的には、10代が1名、40代が1名、50代が4名、60代が2名、70代が2名となっていました。身体障害者手帳の所持状況では、1級が1名、2級が4名、4級が1名、5級が1名、未取得が3名となっており、3割の方が身体障害者手帳未取得でした。

今回の相談では、白杖の選定に関する相談、拡大読書器や電子ルーペの選定と使い方に関する相談、パソコン利用に関する基本的な相談などがありました。

相談会での相談は、パーティションで区切られてはいるものの、二組の相談者が同一の部屋で相談する、という形態を取っています。今回の相談者の方から、このような形態では相談のプライバシーが守られないのではないかというご意見が出されました。そこで急遽、相談に使用する部屋を二部屋用意し、相談者の方にはそれぞれ別々の部屋で相談を受けてもらうようにしました。関連スタッフの間では、今後の相談会でもそれぞれの相談者が別々の部屋で相談を受けるなど、相談者のプライバシーに配慮した相談会の運営が必要になるという点で意見が一致しました。