001: 歩行パフォーマンスの評価

視覚障害のある人の歩行パフォーマンスの評価に関わる
文献レビューおよび予備調査

麻野井千尋(代表), 尾形真樹, 林 理子, 小田浩一

視覚障害の人の主要な困難として移動と読み書きがある.読み書き能力の判断や処方されたエイドの効果を見るには読書視力などの評価方法があるが,移動についてはその訓練開始や訓練効果について現在どのよ うな評価基準のもので行われているのだろうか.歩行と関連の深い視機能と歩行パフォーマンスの評価方法について,現時点で分かっていることについてレビューする.また,歩行訓練の専門家が視覚障害の人の歩行訓練開始・終了時を決定する際,どのような点に着目しているか調査を行う.

--

2016年6月17-19日に静岡県静岡市で開催された第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会において、本調査のまとめを報告しました。

麻野井千尋, 小田浩一 (2016) ロービジョンの歩行困難と視機能についての文献調査. 第25回視覚障害リハビリテーション研究発表大会抄録集, 96.